幸田サーキットYRP桐山 » 2011 K4チャレンジカップ耐久レース車輌規則

2011 K4チャレンジカップ耐久レース
車輌規則

2011年 1月 5日

1.参加車両

    日本国内で生産されている軽自動車であり、ナンバー有無は不問とするがナンバー付車両は、競技中を除き公道車検が合格する状態を保っていること。
    すべて車両は、レーシング走行、耐久走行に耐えうる車両で、1BOXタイプ及び トラック、ジープタイプは参加出来ない。(「サンルーフタイプ」「4WD車」を削除した。)
    公道車検の無い車両は積車で運搬すること。仮ナンバーを装着し自走での来場は禁止する。
    原則、燃料タンクの容量が32Lを越える車両は、主催者が認めた車輌(特認車輌)以外は出場できない。
    特認車輌:ダイハツL700系、L250系、L275系、L235系、ただし左記の車輌は自然吸気に限る。
    ここに記載以外の車種で出場を望む場合は前もって主催者の許可が必要とする。

2.ロールバー

    4点式以上のロールバーを取り付けることを奨励する(メインロールバー フロントロールバー)
    オープンカーは6点式以上のロールバー必着とする。走行時には幌を閉めるかハードトップを装着すること。
    サンルーフタイプの車両は、前4点以上のロールバーを取り付け、ガラスの飛散防止措置をすること。

3.ステアリングホイル

    ドライビングを改善する目的で交換は許される。

4.座席及びシートベルト(義務づけ項目)

    ドライビングポジションを改善する目的で運転席をバケットシートにすることを義務づける。
    4点式以上のシートベルトの装着を義務づける
    シートベルト、ロールバーの取り付けのために後部座席を取り外すことができる。
    ロールバー(頭部をガードする構造になっていること。)を装着している車は、助手席を取り外してもよい。
    各ペダル類は安全性、操作性を向上させる目的で滑り止め等加工は自由。

5.タイヤ及びホイール

    使用するタイヤはスリップサインが出ていないこと。
    タイヤ交換をする場合はインパクトレンチの使用は不可。
    公道走行の許される一般市販ラジアルタイヤとする。(Sタイヤは除く)
    ホイールの材質は、スチール製以外のものはアルミ合金製とし、車検対応部品とする。
    タイヤおよびホイールはいかなる場合も車両の他の部分と接触してはならず、かつ、フエンダーからはみ出してはならない。

6.エアロパーツ

    取り付けは自由。但し車両の輪郭からはみ出さない事。ダクト類も車輌の輪郭からはみ出ないこと。

    7.燃料系

    燃料タンクを含み燃料パイプ等の変更は許されない。
    燃料タンクの取り付けの状態は車輌が販売されたときの状態とし、傾けて取り付ける事等を禁止する。
    燃料タンクの形状は車輌が販売されたときの形状であることとし、経年変化や事故等による変形は改造違反とみなすことがある。
    なお、以上の内容は、シーズン途中に主催者の都合で変更することがある。

8.排気系

    エキゾーストマニホールドを含め排気系部品の変更は許されない。ノーマルマフラーであること。
    純正で装着されている触媒を取り外してはならない。タコ足の装着は許されない。

9.消火装置

    ドライバー等が取り外して消火を行なうための内容量2kg以上の消火器をできるだけ車体軸線に直角に近い状態で取り付け消火器のホルダーはボルトとナットで車体に固定されていること。
    またドライバー等が容易に取り外せる位置に取り付けること。
    ベルト等で簡易に固定する方法は許されない。

10.ボンネットファスナー取り付け

    少なくとも2個のファスナーを可能なかぎり離れた位置に取り付ける事が望ましい。

11.その他

    エンジンのポート研磨、段つき修正、バランス取り自由。
    ピストン、ピストンリング、カムシャフトは純正部品であれば交換してよい。
    排気量は660ccを超えないこと。ただし、出場する車輌の純正部品として過去に販売された補修用のオーバーサイズ(0.5mm以内であること。)ピストンの使用を認めるが、それが純正部品であることを証明できる文書等を参加者は用意すること。
    トランスミッション、リングギアは純正品であれば交換してよい。
    ショックアブソーバー及びスプリング・アッパーサポートは交換自由とする。ブレーキパットの交換は自由。
    クラッチディスク・クラッチカバーの交換は自由。
    天井、ドア、リアゲート、クォーター等の内張り、ドアの内張り、ダッシュボードははずしてはならない。
    ボディとバンパーの軽量化や冷却目的等の穴あけ加工を禁止する。ただし、牽引フック、ボンネットファスナー、消火器、ロールバー等主催者が義務付けたり奨励した事柄を取り付ける際の必要最小限の改造は許される。穴を開けてしまった部分は同等の素材を使用してふさぐこと。
    *LSDの装着を認める。
    *サブコンピューターの装着を認める。
    *参加車輌と同一メーカーの純正品であるコンピューターであればコンピューターの交換を認める。
    *ブレーキローターとブレーキキャリパーの変更交換は、無加工、無改造で装着できるものに限り認める。
    *各部の内張りに関し純正部品が手に入らない場合は、同等の素材で貼り付けることを認める。ただし、走行中に脱落することの無いように施工すること。施工にあたり脱落防止のため素材を細かく裁断して張り付けることを認める。
    *オーバーフェンダーは禁止とする。
    *熱対策で穴にダクトを装着して良い。ただし、ボディに穴をあける加工は禁止する。(2011年規定)

12.けん引用フックの取り付け

    競技に際し、前後にけん引用フックを備えなければならない。
    車両をけん引して移動するに取り付け部分も含め十分な強度を有していなければならない。
    フックは黄色、オレンジ色、あるいは赤色に塗装することを奨励する。

13.ガソリン容器

    耐圧性の金属携行缶で容量が20リットル以下であること。
    予選時とレース時にはピット内にガソリン容器を置かないこと。

14.運転席安全ネット

    運転席側の窓を開けて走行する場合は、必ずネットを取り付けること。
    その仕様については、下記JAF公認仕様を参考にネットを取り付けて使用すること。
    帯の最小幅:19mm、網目の最小寸法:25×25mm、網目の最大寸法:60×60mm。

15.車両最低重量(ガソリン満タンでの重量)

    トゥデイJA2とJW3は630kg
    トゥデイJA4は660kg
    ヴィヴィオkk3は620kg
    アルトHA11Sは620kg
    アルトHA12Sは640kg
    アルトCR22Sは640kg
    セルボCN22Sは650kg
    AZ-1 PG6SAは700kg
    ミラL200は620kg
    ミラL500は620kg
    特認車輌のダイハツL700系は660kg。L250系、L275系、L235系は680kg。ただし、左記の車輌は自然吸気に限る。
    最低重量を下回った車輌は車検不合格となり競技に出場できない。
    上記以外の車輌は、車検時に主催者が決定する。(2011年規定)

16.バラスト

    バラストを積載する場所は、室内の運転に支障をきたさないところに限る。
    積載はボルトとナットでボディに強固に固定した状態で車検を受けなければならない。
    固定の方法が安全と認められないときは車検不合格となり競技に出場はできない。

17.エアクリーナー

    エアクリーナーは必ず装着すること。

*  以上の規則については、主催者の都合等によりシリーズ中であっても変更する場合がある。
*  車輌規則に記載されていない事柄については、競技長の権限で決定する。
*  2010年度車両のままで出場できます。

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